No.174 フィリピン・コルドバ町を訪問
6月2日から4日の日程でフィリピン共和国セブ州コルドバ町を訪問しました。
稲城市では子どもたちの英語力向上と国際化推進のため各種施策を展開しており、令和7年1月にはオンライン調印式によりコルドバ町と教育交流協定を締結し、令和7年4月からフィリピン人の外国語指導助手(ALT)を直接雇用しており、そのうち4人がコルドバ町出身者となっています。
今回は私・杉本教育長・担当課長・担当職員の合計4人がアチーブゴール社の案内によりコルドバ町を公式訪問しました。その主な目的としては、
- スアン町長をはじめとする行政関係者と意見交換し、教育交流の基盤を確認・強化すること
- ALTを養成して日本に紹介しているアチーブゴール社が韓国のSME社と合同で設立している全寮制英語学校を視察し、稲城市に配置するフィリピン人ALTの指導力・研修体制を確認すること
- 稲城市の小中学生の英語力を更に向上させるため、ALTの増員や英語学校の活用の可能性について検討するうえで必要な現地把握をすること
の三点です。
コルドバ町役場ではスアン町長に、私からの記念品として稲城市在住の画家である大西 邦子さん作による掛け軸「天孫降臨」・稲城市のフォトブック・近江扇子を、教育委員会からは「なしのすけグッズ」をお渡ししました。
スアン町長はこれらのプレゼントに感激され、我々を昼食会に招いてくれたうえ、ご自宅までご招待くださいました。スアン氏は一代で財をなした実業家であり、その事業活動の成果を自慢されておられましたが、その経営手腕を行政運営にも遺憾なく発揮されていることが確認できました。
町役場訪問の次に、コルドバ町立のGABIエレメンタリースクールとその隣にあるコルドバ・パブリック・カレッジを訪問し、教育環境や施設整備の状況について説明を受けました。小学校では国語と歴史以外の授業は全て英語で行われているとのことでした。カレッジでは、学生が主体となって企画運営する実践型プログラムとして催すブライダルパーティーを見学しました。ステージの装飾、衣装、披露宴に供する料理の調理、式の司会進行等全てを協力して準備している学生たちがとても楽しそうでした。ちなみにこのプログラムは、経済的な理由で式を挙げられない町民カップルに実際の結婚披露宴を提供するものだと聞いて感動しました。
全寮制英語学校では、教室・寮・食堂・屋外運動施設・イベントスペース等の施設全体を見学し、我々4人がそれぞれ個人レッスンの模擬授業を体験し修了証をいただきました。
1週間を1クールとした滞在型24時間英語漬けの環境は、短期間の英語能力向上に役立ち、欧米への留学と比較して費用面での優位性もあり、活用の可能性について今後検討したいと思います。
コルドバ町との協定締結は事情によりオンライン調印となったため、かねてから訪問の機会を調整しておりました。今回はスケジュールの関係で2泊3日の強行軍となりましたが、町長との懇親も深められ目的はおおむね達成できたと思います。
今後とも両自治体の発展と、稲城市の英語教育の進化につながるよう、交流を深めてまいります。
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